グライコクリームはニキビ跡に効果はあります。

グライコクリームは、ニキビ跡に効果はあります。
しかし、長期的な視野が必要であり即効性があるわけではありません。

グライコクリームがニキビ跡に理由

具体的な理由としては、グライコクリームは、肌再生に着目をした美容クリームであり、その有効成分はグリコール酸です。
グリコール酸は、皮膚の不要な部分を効果的に取り除き肌のターンオーバーを促してくれます。主にピーリング作用が働くもので、低分子なので肌に浸透しやすい事から、ニキビでダメージを負い皮膚が固まっているニキビ跡にも作用をして、ピーリング効果を発揮し、皮膚の状態を柔らかく滑らかにしていきます。
そうする事により、新しい肌が生成されていくのを助けるイメージです。

もっとも、グリコール酸は、このような優しいピーリング作用である事から、ムラのある肌の質感や脂性、毛穴の詰まりなどを改善に効果があるもので、これ単体で直接的なもしくは劇的なニキビ跡の改善が見込めるようなものではありませんでした。
ダメージが比較的に小さい方であればおすすめですし、グリコール酸は、比較的アレルギーや炎症を起こしにくい点も特徴です。
肌が弱い方であれば、グリコール酸から初めていくのも良いのではないでしょうか。

グライコクリームの効果的な使い方

効果がある使い方について、グライコクリームのポイントは、優しいケミカルピーリングという点でした。
グライコクリーム単体では、ニキビ跡に対して劇的な効果があるというものではありません。
しかし、ピーリングは、ビニール肌のように必要以上に肌を削って薄くしてしまう事があり、その扱い方はとても難しいので、グライコクリームで長期的に肌のターンオーバーを促すのはおすすめです。

また、その他のクリームと使うことにより、相乗的な効果が生まれます。
おすすめとされているのは、ビタミンC誘導体やレチノールと併用する事です。

ビタミンC誘導体は、皮膚の抗酸化作用を高めてくれます。
主にシミなどの原因となるメラニン色素の抑制や新陳代謝を促したり、コラーゲンの生成を促してくれます。

レチノールの成分は、ビタミンAであり、肌細胞の増殖を促して肌細胞の生まれ変わりを促進してくれます。

私のおすすめ

私は、メイクアップアーティストの方に、肌を育てるというという事をおすすめされて行っています。

洗顔は、純石鹸により優しく洗浄します。保湿はワセリンのみにしています。水分をたくさんとり、身体の内部から水分を蓄えます。ごはんの栄養バランスを考えてしっかり食べて、ビタミンCをサプリでしっかりとり、身体の内部から肌を育てていきます。
あくまで、化粧水などの保湿効果は肌表面に対するものなので、肌内部からのケアに重きを置くものです。
その中で、定期的にグライコクリームを用いて優しくピーリングをし、肌のターンオーバーを促していくという事をおすすめします。